処分されたかんぽ生命郵便局員の今後の配属先は?【保険営業の資格剥奪】

2020年5月24日




 

かんぽ生命保険の不正販売問題で、2020年3月26日、 保険業法に反して顧客に虚偽の説明をするなどした営業担当の郵便局員百数十人を、保険の募集人資格を取り消す廃業処分にする方針を固めました。

 

どうやら保険営業の資格が剥奪されただけで懲戒処分という訳ではないです。そんな資格を剥奪された元営業担当の郵便局員の今後の配属先について疑問に思ったのだ調べてみました。また、ネット上の反応をまとめてみました。

 




かんぽ生命郵便局員の資格剥奪の概要

かんぽ生命保険契約問題の特別調査委員会は不正販売問題についての調査と同時に、不正に関与した営業担当者らに聞き取り調査を行いました。

結果、虚偽説明など保険業法に違反した郵便局員が約200人。

違反行為を自ら申告しなかった、調査に非協力的だったりだった、郵便局員の百数十人は処分のうち最も重い資格取り消し。

違反行為を自ら申告するなどした郵便局員は、処分を軽減して資格の一時停止などになります。

このほか、社内ルールに違反した約1500人の職員に対しても処分を行います。

募集人資格は保険業法に定められ、生命保険協会が付与する。

かんぽ生命が廃業を生命保険協会に届け出ると、他社でも一定期間、保険の営業ができなくなります。

 

保険の募集人資格とは

保険の営業をやるには生命保険募集人の資格が必要になります。

生命保険募集人の資格は社団法人生命保険協会が実施しています。

生命保険会社、または生命保険募集代理店に所属していないと試験に受けることができません。

生命保険募集人の試験は4種類あり、一般過程・専門課程・応用過程・生命保険大学(6科目)です。

一般過程に合格して研修を受けることにより、晴れて生命保険の営業ができるようになります。一般的には、合格率80%以上と言われています。日本語が読め、四則演算できるなら誰でも合格できるレベルとのこと。頭のいい人はテキストを2~3回通し読みで受かるそうです。

複数の保険会社の商品を取り扱うには、保険代理店に1人以上、専門課程の資格を持っている人がいることが必要になります。しかし、専門課程という字面だけを見ると難しそうに見えますが、一般過程より少し難易度が上がった程度で合格率は70%以上。

応用課程も専門課程と難易度は大差ないそうです。

生命保険大学課程試験から一気に難易度は跳ね上がるのですが、資格取得は必須になっておらず知名度が低いため、FP(ファイナンシャルプランナー)の資格をとる方が多いそうです。

つまり、難易度の高い資格という訳ではないみたいです。

出典:生命保険の読み物

 

募集人資格を廃業になるとどうなる

所属している会社での保険の営業ができなくなります。

すなわち、部署異動を余儀なくされると思います。

また、生保協会(一般社団法人生命保険協会)により廃業された方の情報が登録され、保険会社間で情報が共有されるそうです。

因みに、登録される情報は生年月日・性別・登録番号・住所・連絡先・事故内容など多数の項目がありますね。まるで消費者金融のブラックリストに載るみたいでなんだか嫌ですね。

登録情報の保管期間は、 保険募集人が廃業または退職した日から3年間とのことですが、顧客金銭の詐取・費消を行った場合廃業または退職を行った日から20年間となるとのこと。

不正販売問題で廃業処分された方は、もしかすると20年間名簿に掲載されることになるのかもしれないですね。

出典:廃業等募集人情報登録制度及び代理店廃止等情報制度

 

廃業処分された方は今後どうなる

おそらく、保険の営業は廃業したことによりできなくなった訳ですが、解雇された訳ではないので通常の営業をやるのだと思いますね。

預金取引、融資提案、投資信託などの業務に携わるのだと考えます。無論、保険の営業で得ていた歩合は出ないので給与は減ります。

2020年3月26日、かんぽ生命保険契約問題特別調査委員会の調査内容の詳細については以下のリンクよりご覧ください。膨大な文量なので時間的に余裕のある方、深く知りたい方向きです。

追加報告書

引用:「かんぽ生命保険契約問題 特別調査委員会」からの報告について

また、2020年3月25日に
かんぽ生命の人事異動の発表がありました。詳細は以下のリンクよりご覧ください。

組織改正のお知らせ

引用:シンニチ保険web かんぽ生命、組織改正および、人事異動等を発表

 

かんぽ生命の不正販売問題の解説動画

あまり知らないという方に向けて、かんぽ生命の不正販売問題について解説していた動画がYouTube上に投稿されていたので引用させていただきました。

 

 

郵便局員百数十人を保険営業の資格剝奪に対するネットの反応

 

厳しいノルマを与えて局員がノルマ達成のため違法な営業を行なっていたことを黙認していた立場の人が最大の責任を取るべきでは?
すでに4月の人事異動は発表されているのでしょうけど、社員さんを恫喝した上層部は当然責任をとっているのでしょうね。問題はそこでしょ!それと、なぜ無理な目標設定となっていたかの明確な根拠がきちんと説明されていないようですが、郵便局の数が多すぎて赤字局の分を背負っていたなら担当社員を処分するだけでなく、組織体制、店舗数にもメスを入れなければ何も変わりませんよ。噂に聞きましたが窓口しかない局長は来年度は目標がないからいいねって言ってるらしいから。事業人として最低レベルの話やね。笑だから郵便局ってダサイのか?
新年度人事には間に合わない。どこに配属になるのだろうか。重いノルマの達成義務という職務環境を背景にした逸脱営業。まさか……肩たたき部屋に集めて退職させるつもり?
インストラクターなんか酷かったよ。研修では、未だに国の保証があるようなトークを教えているし、同行訪問では騙しの見本を見せていた。本社、支社の連中が一番のワルだし、見て見ぬ振りをしていた役員も同罪だよ。
さぁ今廃業を突きつけられた社員は黙っているのでしょうか。
下手したらかんぽ生命訴えられない?
年寄を騙して成績伸ばすような人種の中でも特にヤバいと思われたエリート達ですからね、
自分の利になることには素晴らしい才能を発揮されると思いますよ。
4.1の人事異動で社員の異動はほとんど無いが管理者たちの異動は例年通りあります。部署が変わると責任も逃れれると思います。結局、罪を被るのは第一線で頑張ってきた現場の社員。そういう仕組みを変えないとこれからもなにも変わらない気がする。